1948-03-18 第2回国会 参議院 予算委員会 第8号
○國務大臣(北村徳太郎君) 只今のお尋ねの件は、誠にこれは當局として遺憾な點でございまして、實は早速國會に提出する準備をいたしておりますときに、片山内閣が倒れたと、それから政變、次いで組閣というふうな空白のことがありまして、一面において、先にちよつと觸れましたけれども、税收入その他專賣收入等が思わしく參りませんで、當局では非常に焦つたというような點もあつたと思うのでありますが、計畫したことを先に實行
○國務大臣(北村徳太郎君) 只今のお尋ねの件は、誠にこれは當局として遺憾な點でございまして、實は早速國會に提出する準備をいたしておりますときに、片山内閣が倒れたと、それから政變、次いで組閣というふうな空白のことがありまして、一面において、先にちよつと觸れましたけれども、税收入その他專賣收入等が思わしく參りませんで、當局では非常に焦つたというような點もあつたと思うのでありますが、計畫したことを先に實行
從いまして間接説等によつて補完さして、そうして取つて行けば、現在千三百億、それからそれに專賣收入等を入れまして大体二割が取られるということになるわけであります。直接税一本、いわゆる單税制度で取るということは、これはもう如何なる國においても不可能であつて、從つて間接税なりその他の直接税的な補完税というようなことで捕捉して行くというのが複税制度の根本趣旨であり又止むを得ないところであります。